好きなことをやって生きていきたい、おそらくこの望みは誰もが一度は考えたことがあるのではないでしょうか。
僕も学生時代からずっとこの思いを持っていました。
今まで大学中退して、個人事業主として活動してきた経験から感じた「好きなことをしていく」ことについて綴っていきたいと思います。
【前提】好きなこととは?の定義
ザックリ好きなこととは何か?の定義をしていきます。
一言で言えば、「子供のように楽しめる」ことだと考えています。
・やっていた楽しいこと
・好奇心を満たせること
・将来どんな役に立つのか考えないこと
・ただただ、できること
・夢中になれること
これらの要素のうち1つを満たす行為を「好きなこと」として考えていきます。
【結論】好きなことをやって生きていく方法
結論、「自分を好きになる」です。
え?どういうこと?
と感じるかもしれません。
つまりは、「好きな自分がやること全て好きになれる」ということです。
僕はこれまで「自分は何が好きだろう?」とめちゃくちゃ考えていました。
そして、好きなことを見つけようと思って行動してきました。
しかし、なかなか自分の好きなことって見つからず、あるいは「これが好きかな?」と思っても、違うかもと不安を感じることも多かったのですね。
どうすればいいのかと思い、至った結論が、「自分を好きになればいいじゃん」というわけです。
自分が好きなら、自分が何やっていても、その状況を楽しめるんですよね。
とは言え、よくよく考えてみてください。
カワイイ子が何をしていても、カワイイじゃないですか。
自分が好きな人なら、たとえ読書していても何していても好きじゃないですか。
それと同じ理論で、好きな自分がやること全ては好きなことである。
これが好きなことで生きるための前提となるのです。
好きなことで生きていく方法は2種類ある
好きなことで生きていく方法は大きく2種類あります。
- 好きなことを趣味として日々過ごす
- 好きなことを仕事にする
この2つのパターンがあります。
具体的に解説していきます
1.好きなことを趣味として日々過ごす
これはシンプルで、何かしら仕事しながら、休日に趣味を楽しむパターンです。
例えば、ガーデニングが趣味なら休日にガーデニングの嗜む。
読書が好きなら、空いた時間に読書を楽しむ。
などなど。
2.好きなことを仕事にする
おそらく一番需要があるテーマは「好きを仕事にする」だと思います。
要するに、「好きをどうやって金にするか?」です。
一番ベストなのは、自分の好きなジャンルを扱っている会社に就職することでしょう。
しかし、もし自分で好きなことで副業や事業としてビジネスを立ち上げるなら、趣味とは少し違った視点が必要になります。
ポイントは以下の3つです。
- 好き
- 得意
- ニーズ
この3つの要素の共通点が仕事になります。
1.好き
これはあなたが好きなことです。
ガーデニングならガーデニング、読書なら読書となります。
2.得意
得意とは、あなたが好きを表現する手段として得意な方法を選択することが大切です。
もしあなたの好きなことが「ガーデニング」なら、どうやってガーデニングの魅力を伝えるか、ということですね。
例えば、文章が好きならブログで発信する。
話すのが得意なら動画や音声で発信する。
人前でも平気ならセミナーなどで自分の好きについて発信すると良いでしょう。
ここで、もしかしたら「得意なことないんですよね」と感じる人もいると思います。
ポイントは、人よりほんの少しでも優れていることです。
よくよく振り返れば、きっとあるはずです。
人から「資料作りうまいですよね〜」とか、「話していてなんか落ち着くんだよね〜」など。
このような人から少しでも褒められることや、関心されることを得意と定めると良いでしょう。
3.ニーズ
3つ目はニーズです。
どれだけ好きを追求して、得意なことで発信しても、そこにニーズが少ないとお金を稼ぐのは難しいです。
お金は社会に価値を提供した対価として得られるものなので、好きを仕事にするには、多少なりともニーズに応えられるようカスタマイズが必要です。
なので、あなたの好きを「必要だ・欲しい!」と感じてもらえるような発信や演出・見せ方が大切になってくるのですね。
社会に役立てるとは、2つの方法があります。
1.負の感情を解決する
2.快の感情を提供する
負の感情を解決する方法は、例えばアドバイスやサポート、肩こり解消のストレッチ方法、不安を和らげるヒーリングなどがあります。
一方で、人を楽しませる方法は、映像、面白い動画、教養コンテンツの配信などがあります。
これらのうち、どれか1つでも当てはまれば、社会に役立つの条件はクリアです。
好きなこととニーズをマッチさせる方法
おそらく多くの人が「好きを仕事にできたらいいな」と感じていると思います。
そこで立ちはだかるのが、好きでどのようにニーズを満たせるかのポイントでしょう。
好きなこととニーズをマッチさせる方法をご紹介します。
その方法は、あなたの好きを深くまで追求することです。
僕の事例をご紹介します。
僕は学生の頃から数学が好きでした。
ですが、この好きは「問題ができるから好き」という一側面に過ぎません。
なので、この経験から好きを仕事にするのは、かなり難しいです。(学生向けの問題を作る仕事ならあるかもしれませんが…)
現在の僕は変わらず数学が好きです。
ですが、学生の頃と比べると「好きの深さ」が違います。
社会人になって、数学を学ぶにあたり、以下のことを調べ尽くしました。
- なぜ数学は発展したのか?
- 現在の数学は何を研究しているのか?
- 数学は普段どのように活用されているのか?
- 数学はいつから始まったのか?
- 数字とは何なのか?
- 数式をなぜ使うのか?
- なぜ数学が嫌いな人が多いのか?数学の授業の問題点とは?
- 数学と哲学とのつながりは何か?
- 誰がどのような分野を発見したのか?
- 数学の歴史について
- 数学の人々の文化の違い
- 数学に関する研究論文を調べる
など、めちゃくちゃマニアックなことを調べ尽くしました。
とは言っても、頑張って調べたのではなく、自然と気になったことを片っ端から調べ尽くしただけです。
もちろん現在もいろんな分野について勉強し続けています。
これはあなたが好きなことでも同じことが言えます。
例えば、ガーデニングが趣味とすれば、いろんなことを考えることができます。
- ガーデニングの歴史について
- ガーデニングの最新トレンド
- ガーデニングによる効果・効能について(書籍や論文などで調べてみる)
- ガーデニングの流派や考え方
- ガーデニングで人生が変わった人たちの書籍
- ガーデニングを仕事にして活躍している人
- ガーデニングのセミナーやワークショップ、イベントに参加してみる
など、まずは調べ尽くしてみてください。
そうすることで、自分の好きなジャンルの中からも、社会に役立てそうな要素が見つかるのです。
ちなみに、調べ尽くす方法はたくさんありますが、個人的には「図書館」を利用するのがオススメです。
僕は2週間に1回、図書館に行っては6〜7冊本を借りて、毎日読み漁っています。
好きなことの中にも、好き・嫌いが生まれる
好きなことの中にも、好き・嫌いがあるケースもあると思います。
例えば、僕は数学は好きですが、
その中でも、主に論理学の分野は得意で、好きなんですよね。
ですが、
幾何学や図形などは少し苦手意識があります。
あまり気乗りしないことも多少はあるでしょうが、
どうしてもやらなければならないこともあると思います。
ではどのように考えるべきなのか?
やるべきことがあるから、やりたいことを楽しめる。
なので、
やりたいこともやるべきことも、どちらも楽しめるのではないでしょうか。
好きなことで生きていく方法 まとめ
今回、好きなことで生きていく方法について解説しました。
内容をまとめます。
①まず最初に、「自分を好きになる」こと。
②次に、「好きを趣味にする」あるいは、「好きを仕事にする」のどちらかを選択する。
この選択が後者の「好きを仕事にする」ならば、好きなジャンルを扱っている会社に就職するか、自分でビジネスを始める。
③特に好きなことでビジネスを始める場合は、「好き」「得意」「ニーズ」を把握する。
④ニーズに関しては、自分の好きなジャンルを徹底的に調べ尽くす。
⑤好きなことの中でも、好き嫌いを把握して、嫌いを排除するのではなく、うまく付き合っていく意識を持つ
ぜひ、あなたの好きを追求したライフスタイルを送っていきましょう。