数学的思考を活用して問題解決するための7ステップ

数学的思考

どうも、マルタです。

現代を効率的に生きるにあたって、数学的思考力が重要視されていますよね。

僕もより自分らしい生きていくには、数学的思考力は必要不可欠だと感じています。

数学的に物事を考えられたならば、日常の些細な問題から、大きなプロジェクトを成功に導くまで、ありとあらゆる物事を解決に導く確率がまります。

マルタ

海外では数学の力で犯罪を減らしたりプロファイリングしたりする専門家もいるぐらいです。

では、具体的にどのように数学的思考を活用すれば良いのでしょうか。

今回は、数学的思考を活用して、問題解決する7つのステップをご紹介します。

目次

数学的思考を活用して問題解決する7つのステップ

数学的思考を活用して問題解決する3つのステップは次の7つです。

  1. 定義する
  2. 現状分析
  3. 情報収集
  4. 比較
  5. 具体化
  6. 実行
  7. フィードバック

1〜5までのステップで、計画フェーズ。

6〜7で行動フェーズとなります。

まずは行動フェーズである、1〜5を活用した事例をご紹介します。

計画の具体事例

計画)TOEICで900点を目指す場合

例えば、以下のように行動をステップ化します。

STEP
定義:TOEICで900点にする。期間は6ヶ月。
STEP
分析:TOEIC600点。

特にリスニングが弱い。

つまり、行動計画としては「半年で300点伸ばすにはどうすれば良いか」という問いになります。

リスニングをあと200点伸ばし、リーディングを100点伸ばせば達成できる。

そのためには、どのような勉強をすれば良いだろうか?と考え、情報収集します。

STEP
情報収集:書籍やYouTubeで情報収集

「YouTubeで6ヶ月でTOEIC900点以上を目指す方法!」や、オンライン英会話など、様々な方法を集める

STEP
比較:月額制のオンライン英会話と過去問の手法を選択
STEP
具体化:毎日過去問を2時間勉強する

1.定義する

まずあなたが解決したい問題に対して、定義を決めていきます。

具体的には、「抱えている問題は何か?何をクリアすればその問題は解決されたと言えるのか?」などを考える必要があるのですね。

例えば、あなたが「英語できるようになりたい」という願望があるとします。

この願望を達成するにはどうすれば良いでしょうか?

まず第一に考えるべきは、「英語できる」とはどのような状況なのかです。

これは人それぞれで、あなたなりの定義をする必要があります。

例えば、

  • 外国の人と普通に会話できるようになりたいのか
  • 会社で海外への転勤が決まったので、ビジネスマンとして通用する英語力を身につけたいのか
  • 字幕なしで海外のドラマ・映画を視聴できるようになりたいのか

これらによって、勉強方法もプロセスも変わるはずです。

まずは目指したいゴールを言葉として明確にしましょう。

ポイントは、期限と数字です。

「半年後にTOEICで900点を達成する」をゴールの定義としましょう。

2.現状を分析する

ゴールを定義化すれば、次は自分の現状を分析します。

仮に「今は英語できないけど…」と考えていたとしても、この「できない」がどれぐらいできないのか。

また逆に言えば、「どれぐらいならできるのか」。

この辺りも明確にするべきなのです。

わかりやすく言えば、ゴールが「TOEICで900点を目指す」としましょう。

現在の自分のTOEIC点数が600点であれば、残り300点を埋めるにはどうすれば良いか戦略が立てられます。

この辺りは、現状を冷静に分析する必要があります。

3.情報収集する

ゴールと現状が分かれば、次は情報収集をしましょう。

もちろん、すぐにアクションを起こしてもらっても構いませんが、同時並行で情報収集をしておくと良いでしょう。

情報収集は、成功や効果的な意思決定をする上で極めて重要な要素となります。

例えば、英語学習法においては、いろんな効率的な学習方法がありますよね。

他にも様々な考え方やハウツーを発信している人がたくさんいるので、その人たちの情報を学んでおくと、より効率的にゴールへ進んでいくことができるのです。

オススメは自分のモデリングとなる人物を見つけることです。

メンターと呼ばれたりしますが、参考となる人物を見つけておくと、迷わず行動しやすくなります。

4.比較する

情報収集をしたら、比較してより優れた情報を選びましょう。

例えば、TOEICで点数を伸ばす方法はたくさんありますが、人それぞれの価値観やアプローチがあります。

  • 独学で英語を学習する方法
  • マンツーマンで英語を学習する方法
  • 海外の英会話学習アプリを活用した学び方
  • 帰国子女が発信する英会話学習

などなど、いろんな背景や人物が発信しているわけなので、自分に適した情報を比較して選ぶことが大事なのですね。

5.具体化する

次にやるべきことは、具体化です。

ゴール、現状、情報、比較が済めばおおよそ、行動の方向性が見えてくると思います。

ここで作成しておきたいのが超具体的なステップリストです。

ポイントは数字に落とし込むことです。

ここまでの段階で、ほぼあなたの計画表が作成できます。

6.実行する

行動することは、目標達成や成長において重要な要素です。

数字には定数と変数が存在するからです。

具体的には、定数とは、決まった数値のことです。

例えば、1日は24時間である。

1日の会社で働かなければならない時間は8時間。

など、変動することのない(固定された)数字を定数と言います。

つまり、あなたがこれからやるべきことやゴールを数値化する中で、何が定数で何が変数なのか?を明確にしていく必要があるのです。

当然、定数が多いほど行動計画は立てやすくなります。

しかし、変数が多いと目標が立てにくくなります。

特に最初のうちは、変数が多い状況だと思います。

なので、最初のうちはいかに、「変数を定数にしていけるか」を考える必要があるのです。

例えば、平日は仕事だけど、月曜日は勉強する時間が30分しか取れなかった。

火曜日と水曜日は2時間勉強できた。木曜日は1時間勉強できた。金曜日は上司に誘われ飲み会へ。

みたいな感じだと変数にバラツキがあります。

ですが、1ヶ月やってみるとおおよその平均的な1週間の勉強時間が算出できます。

このように多少誤差があってもいいので、自分が勉強時間にどれだけ費やせるかなど試行錯誤を重ねて、変数を定数にしていくプロセスが重要なのです。

7.フィードバックする

最後は問題解決までの道筋を構築しましょう。

PDCAサイクルを構築することが大事です。

PDCAサイクルとは、Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Act(改善)の4つのプロセスを順に繰り返し行い、問題解決や業務改善を行う手法です。

この手法は企業やビジネス、研究など多岐にわたる分野で用いられている、非常に優秀な行動モデルです。

計画を立てる→実行する→評価する→改善する→計画を立てる→実行する→…

を繰り返して、行動の精度を高めることで願望達成することができるのです。

数学的思考を活用して問題解決する7つのステップのまとめ

まとめると、数学的思考を活用して問題解決する3つのステップは次の7つです。

  1. 定義する
  2. 現状を分析する
  3. 情報収集する
  4. 比較する
  5. 具体化する
  6. 実行する
  7. フィードバックする

ぜひ、あなたの問題解決や願望達成の手段として活用してみてください。

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