数学者フェルマーから学ぶ、幸福に生きる秘訣【フェルマーの幸福論】

フェルマーの幸福論

どうも、丸田です。
今回は数学者フェルマーから学ぶ、現代を効率良く生きる幸福論というテーマで記事を書きます。

数学者フェルマー

最初に言っておきます。今回の内容はフェルマーが語っている内容ではありません。あくまで僕の考察ですm(_ _)m

その点、ご了承ください。

とは言え、フェルマーの生き方やその時代を調べてみると、現代に通じる点が多く、我々の生き方にも何かヒントになると感じたため今回書きました。

ぜひ参考にしてみてください。

※本日の記事は「フェルマーの最終定理」を参照しております。

目次

フェルマーの生きた時代

フェルマーが生きた時代は、1600年代のフランス。
まさに激動と混乱を極めていた時代でした。

  • 科学と芸術が大きく発展したルネサンス
  • 宗教対立で起こった戦争(30年続く)
  • ルイ14世による絶対王政
  • 新しい哲学の始まり
  • 地動説の浮上。天道説の信頼揺らぐ

などなど、世界の常識がひっくり返るような出来事が立て続けに起こったのです。

現代も年功序列が崩壊したり、オールドメディアが終焉を迎えたり、生成AIの誕生でいろんなクリエイティブが代替されたりと、昔は通用したものが今は通用しなくなったりという逆転現象が起こっている。

そう考えると、フランスのルネサンスの時代と、現代はけっこう似ていると思うのです。

そんな激動な時代だからこそ、フェルマーはなるべく影響を受けずストレスを感じない穏やかな生活を心がけたそうです。

ではどのようにフェルマーは激動の時代を生き抜いたのでしょうか?その特徴をご紹介します。

※フェルマーのフェルマーの詳しい生涯や功績はこちらから参考にしてもらえたらと思います。

好きなことを数学を趣味にした

「好きなことを仕事にしよう」、と一時期言われていましたが、もしかしたら好きなことは趣味と位置付けするのが良いのかもしれません。

というのも、フェルマーは数学者として知られますが、本業は裁判官でした。

当時のエリート層は高給である裁判官の道を歩むのが推奨されていたそうです。

そのため、フェルマーはそのエリートコースを突き進むのでした。

そして、数学はあくまで趣味と位置付けました。

この生き方は、安定的な収入にプラス、趣味ということで、とても平和的な生き方かもしれません。

イメージするなら、漫画を書くのが好きな人が漫画家の道を目指すのではなく、大企業を勤めながら趣味で漫画を描き続けるみたいな感じです。

ちなみに、フェルマーが30歳の頃には、国王に使える重要な役人として勤めていたそうです。

もちろん数学一筋で生きていくことが悪いわけではありませんが、数学一筋にするとどうしても、経済や政治状況に左右されることも少なくありません。

事実、天才とされる数学者も経済面では苦労したケースが多い傾向にありますからね。

ちなみにフェルマーは趣味数学といえども、卓越した才能を発揮しました。

おそらく本業よりも趣味の数学の方がはるかにすごい功績を残していると思われます。

ですので、フェルマーならおそらく数学者として一本で生きていけたのかもしれません。

しかし、そうせず堅実な役職をついて、空いた時間に数学に没頭したのも人生の選択肢として確実なのでしょう。

仕事はほどほどにする

じゃあ、フェルマーは仕事はすごいのか?と言うとあまり仕事には情熱を傾けていなかったそうです。

と言うよりは、淡々とこなすみたいな感じでしょうか。

その証拠として、

面白いのは、フェルマーは趣味の数学では超一流だったのですが、本業に関してはほどほどだったそうです。

フェルマーは本業と家族との時間を大切にして、穏やかに暮らしたそうです。

文通で数学の理解を深める

フェルマーは数論や確率論など数々の分野で貢献していますが、実はいろんな数学者との文通を通して数学理論を発展させていきました。

例えば、関数やグラフの分野である解析学はルネデカルトとの文通で発展させていきました。

確率論は天才パスカルとの文通で発展させていきました。

このように数学の知識をシェアし合い、共同研究を通して発展させたのはめちゃくちゃ楽しいのではなかったと思われます。

数学じゃなくても、例えば山登りや釣りなどなんでも一人よりも友達、仲間と取り組む方が楽しいですからね。

功績に執着しない

彼は社会的に認められることに関心がありませんでした。

それゆえ、業績や結果を出さなきゃ!という焦りがなかったのではないかと思います。

フェルマーは本を読んでは思いついた定理などをメモしていきました。

しかし、それらを発表することはありませんでした。

またすごい定理を発見しますが、証明することもなかったですし、本を出版することもしていません。

そのため社会的な地位や名誉を得ることには無関心だったと想像されます。

フェルマーの幸福論のまとめ

今回は、数学者フェルマーの幸福論について考察しました。

フェルマーの生き方やその時代は、現在のなかなかカオスな時代において結構有効なのかもしれません。

ぜひ何かしら参考になれば嬉しいです。

ではでは!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

【補足】フェルマーの欠点

フェルマーにも欠点があります笑

いろんな難しい問題を考えては、数学者に挑戦としてふっかけていたそうです。

「どうよ?この問題解けるか?」みたいに、挑戦状を手紙で出していたそうです。

しかも、不親切にも答えなし。笑

なんてめんどくせーやつなんだ…w

そのせいもあって、いろんな数学者から嫌がられていたそうですw

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