頭が良い人が無意識にやっている抽象・具体思考と、そのやり方について

抽象 具体

どうも、丸田です。

  • 仕事を効率的にこなしたい
  • 全体を見て、行動できるようになりたい
  • 今何をやるべきか明確にしたい

もしこのように考えているなら、今回ご紹介する思考法をぜひ試してみてください。

それは、「抽象・具体思考」です。

「抽象・具体思考」とは何かと言うと、ザックリいえば1つの物事を抽象的に考えたり、具体的に考えたりする力、抽象と具体を行き来する思考法なのです。

ということで、今回は抽象・具体思考について解説していきます。

目次

仕事ができる人、頭の良い人が実践する思考について

仕事をするうえで、「この人にはかなわねぇな」と思う人いませんか?

僕は広告案件をチームで運営する際に、凄腕マーケターの人がいました。

その人のアイデアは常に想像のはるか上をいくので、「すげぇなぁ。どうやったらそんな発想できるんだ?」と、毎回不思議に思っていたのですね。

その人からいろいろと話を聞いてわかったのが、今回紹介している「抽象・具体思考」を使っているということです。

では、なぜこの「抽象・具体思考」と頭の良さが関係するのか、について解説します。

例えば、1を知って10できる人は、1という物事を抽象的に考えることで10に膨らませることができるのです。

一方で、抽象的でわかりにくいことは、具体事例を考えることで理解しやすく解釈し直しているのです。

この2つの思考軸を自由自在に使いこなすから、理解が難しいこともスッと理解でき、少量の情報で多くの学びを得ているのです。

つまり頭がキレるというわけです。

とはいえ、この思考法は決して才能ではありません。
コツがありますので、ご紹介します。

仕事ができる人、頭の良い人が実践する思考について

抽象・具体思考のやり方

これから「抽象・具体思考」のやり方をご紹介します。

とはいえ、抽象・具体を一気に行うのではなく、分解します。
まずは抽象思考のやり方です。

Whyで抽象度を高める

抽象度を高めるコツはシンプルで「なぜ(Why)」を考えることです。

例えば、何か仕事をやる場合、「これはなぜやるのだろう?」と考えることで、全体像や目指すべきゴールが見えてきます。

また人からアドバイスや指示をもらった時も、なぜを考えることで、その言葉の意図が見えてきます。

このなぜを考えることで、思考の抽象度を高めることができるのですね。

そして、「Win-Win-Win」になるまで、Whyを繰り返します。

例えば、「ブログを書くぞ!」と考えたとします。

次に「なぜブログを書くのか?」を考えます。

おそらく、集客のため、コンテンツを配信するため、など理由が出てくると思います。

そうすれば「なぜ集客するのか?」と考えるのです。
サービスを売るため

なぜサービスを売るのか?
→価値を提供するため
→なぜ価値を提供するのか?
→人を喜ばせるため
→なぜ人を喜ばせたいのか?

と繰り返していくと、自分にとっても相手にとっても、そして社会にとっても良い理由が見つかると思うのです。

この段階になるまで、なぜを考えると非常に効果的です。

Howで具体度をあげる

具体思考は「How」を考えることです。

このHowも超具体的になるまで繰り返すことが重要です。

どれぐらい繰り返すかと言うと、「今この瞬間にもできる」レベルまで超具体的に落とし込むのです。

例えば、「ブログを書くぞ!」と考えたとします。

次に「どのようにブログを書くのか?」を考えます。

その際に、ブログのネタを決める、テーマを決める、方向性を決める、タイトルコピーを決める、など作業が分割されると思うのです。

それをさらに細分化して、「思いつくネタを10個、紙に書き出してみる」といった具合に、具体的にすれば作業内容をかなり分割できるはずです。

そして、その分割が今からでもできそうだな、と思った瞬間に具体思考は完了です。

あとは行動に移すだけとなります。

抽象・具体思考 まとめ

今回は、抽象・具体思考について解説しました。

  • 抽象思考は「Why」を考える
  • 具体思考は「How」を考える

シンプルですが、賢い人はこの抽象と具体を自由に行き来して、考えています。

ぜひ参考にしてみてください。

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